今日は本当は大好きなアップルのレッスン日だけれども朝一番の用事が長引いて遅刻しそうだったので、サイトからキャンセルを入れて代わりのレッスン日の予約を入れて次のランチの約束に出かけました。帝国ホテルの最上階の嘉門は鉄板焼きが美味しいのは当然だけれども、ご飯とお漬け物も美味しいので満足です。これって有るようで無くってでもとても重要なことですよね。同じカウンターの反対側にカップルがいて昼からワインをボトルでオーダーして楽しげにお食事していると思いきや、女性の声が大きくなり、仕草が大きくなり、つまり泥酔状態なわけです。自分たちのテーブルの許容音量と自分が美しく見えるほろ酔いの度合いを知らないのははっきり言って田舎者です!顔かたちは10人並みでもチョットね。カップルは両方揃って素敵なんですよ。男性はとても恥ずかしそうでしたが、まあ選んだ貴方に目がなかったという事で。さて変なものを見た後は美しい物をみないとせっかくの週末が台無しです。話題の美術展を見に行く事にしました。タイトルも面白いんですよ。「対決 巨匠たちの日本美術」。時代を超えて学芸委員たちがライバルと思う作家の作品を並べてみせてくれるこれはとてつもなくゴージャスな企画です。それに本日は長谷川等伯の松林図の展示最終日だったのでいいタイミングです。永徳と並べられると私は等伯に軍配をあげます。この松を描いた図の対決に関してはね。また長次郎と光悦なんていうのも作家同士で茶碗の捉え方が違って興味深い。私は長次郎の大ファンですが、このたびは「加賀光悦」に心奪われました。そして今回私がその前で茫然自失と魅了された芦雪(ろせつ)の虎図襖と対面していると知っている京都の高僧に肩を叩かれました。私が「いいですね。構図といい筆の勢いといい金縛りにあいそうです」と言いますとその高僧の一言「そりゃあ、このトラ宗羅さんにそっくりだもん。はは」と捨て台詞を言って足早に去って行きました。美術展は8月17日まで東京上野の東京国立博物館平成館で行われています。学芸員の企画勝ちといった良い展覧会だと思います。
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