さてさて本日は朝も早くから鎌倉は八幡様にて御家流23代ご宗家による本殿でのお献香式と、「源氏物語誕生1000年記念」に因んだ源氏物語にかかわる組香や源氏香そのもののお香会に参加するために着物着て、社中の林さんや菅井さんら男性2人と大人可愛い大阪の村上良子さんとご一緒しました。去年はこのブログでもご紹介しましたが、真っ赤な仙台藩家老の姫君の振り袖に、古都様の素晴らしい丸帯を締めて香元を務めました。今年はゲストとして同伴もあり、ガイドもかねての参加です。村上さんが御家流のお香を始めたいというので、こんな機会にご宗家やお母様の古都さまをご紹介するのが最もいいタイミングかしらと考え、一緒に水屋にもご挨拶に行きました。ご本殿でのお献香は23代ご宗家堯水先生がお公家のお血筋を表す特別な衣冠束帯の正装でお手前されました。たかれたお香は天下の名香「籬(まがき)の菊」でした。次の迎賓館のお茶室でのお香席は主催側からの指名があって正客をつとめさせて頂きました。組香は「空蝉香」。雨夜の品定めのクダリから始まる艶やかなこの章の物語を題材に組まれたお香を当てるのです。使用された伽羅は息をのむ名香の迫力でした。聞き香炉をお隣に渡したくない魔力に取り憑かれます。運良く賞状も頂いて会場を後にして、私たちは小町通りのアルザス地方のお料理やローストビーフが絶品のオーナーをよく知っているレストランへ出かけました。美味しい地ビールで乾杯してオーナーにお任せで次々に運ばれる作り立てのサラミやソーセージ、シュークルートなどのお皿を次々に空にしていくのでした。境内の国宝館で運慶快慶をはじめとする生きた仏像群を拝見したり、栄西禅師の喫茶養生記などの写本を読んだり、お献香式に参加したり、香席にはいったり、かと思えば地ビール飲んだり、小町通りでショッピングを楽しんだりと古都にふさわしいアカデミックで愉快な1日を過ごしました。
今日のお稽古のテーマは勿論風炉の名残であり中置きなのですが、そういう普通でおさまらないのが、当教室です。山田さんがスコットランドから帰ってお土産話が楽しみな私たちは、事情で少々遅刻して到着する山田さんをお稽古しながら、首を長くして待ちます。その山田さんがまたエアラインのエミレーツを利用したいがためにアラブ首長国連邦ドバイ空港を経由し、ドバイ渡りのゴディバを持ってお稽古に参加するというじゃありませんか!それに山田さんは到着するやいなや、チョコレートにはコニャックという私の独り言を聞いて近くのピーコックにお買い物に行ってくださいました。全く得難い尊い方!お茶のお稽古が一段落すると私たちは車座になって山田さんの旅のお話に耳を傾けます。ドバイに蔓延する人々の買い物熱という病気はどうも感染するらしいという話には大笑い!飲んだウィスキーの銘柄「カティサーク」は勿論英国のお茶を運ぶ帆船である事はあまりにも有名ですが、その帆船の名前の由来が「魔女のシュミーズ」とは、粋ですね〜。スコットランド紀行は山田さんのHPから週刊マミ自身をクリックしてください。さんざん飲んで笑った後もお稽古する私たちってやっぱり普通じゃない?!
ニュージーランド大使館は渋谷の松濤の麻生首相のお家の隣にあります。今晩はそこで男声合唱団コールファーマーのNZからの帰国記念コンサートが催されるという事で笹川ファミリーの笹川さんと一緒に渋谷で待ち合わせて行きました。いつもアメリカの大統領みたいな装いの彼は中々ハンサムな上、アメフトで鍛えた逞しい体躯の持ち主ですから女性にモテます。従って知り合いの女性たちに紹介して〜のリクエストが多く、私はとても忙しいのです。でもそれが一巡すると女の子たちに囲まれているから、私は私で勝手に大使夫人とお話ししたり、大使館職員の皆さんや音楽家の皆さんとお話し出来るので楽と言えば楽かな。大使の日本語の素晴らしさは相変わらずですが、夫人のお人柄が滲み出る外交手腕もお見事!理想のカップルってこういう方々をさすんですね。コンサートもメンバーのユーモア溢れる司会に進行されて聞きごたえある素晴らしいものでした。来春のJANZニューイヤーパーティでもお楽しみいただけるこの大使館のお料理はカリスマシェフによるお洒落でワインにあうものばかりです。終わって結局笹川さんは女の子や昔女の子だった?ご婦人たちに捕まって私と話をする時間がなかったからと面白いバーに連れて行ってくれました。ハリウッドムービーのタイトルのオリジナルカクテルばかり百種類以上あって私が最初に選んだのはLong goodbye。但しこれはオリジナルでもなんでも無くて映画に出てくるギムレットですが、原作に忠実にローズ社のライムジュースは使われていなくてちょっとがっくりです。でもハンサムな男性とカウンターで一緒に飲んでいていきなりLonggoodbye選ぶ私は、やはり変かも。強いカクテルを3ショットでやっぱりさっさと帰ってしまう私でした。
さて写真の無いブログで済みません。実は先週の木曜日もアイリッシュバーでとても有意義で楽しく、参加者も魅力に溢れた男性ばかりの中で私が紅一点(いつまで使うつもりか?この表現)というこの上なく居心地の良い「エメラルドナイト」のリポートをしたかったのですが、写真が無かったためにうっかり跳ばしてしまいました。もったいない事をしました。というわけで(?)、16日の今日はJANZの理事会があり、この年末に2年ぶりに復活するブラックタイパーティと来年のニュージーランドで行われるニューイヤーズパーティの打ち合わせを行いました。どうも私は相変わらずMCのようです。ニューイヤーのほうは英語落語の高座も予定して楽しくなりそうですよ。詳細はこのホームページの「和ごころで磨く凛駆集」からJANZを選んでクリックしてください。大使始め、外国からのお客様も多く、板についたブラックタイとドレス姿の女性たちで華やかな宴になりそうです。
10月の定番中置きのお稽古です。毎年10月だけ行うお稽古の形ですが、何となく亭主のお客に対する思いやりがストレートに形に現れていて、外国人の方々にご説明しても「Oh!What a wonderful hospitarity mind,it is!」とか感動されるので嬉しいです。中置きはその言葉の通り、中央に風炉を置く事です。来月は炉を開きますが、旧暦で言えば10月は11月。霜も降りる時期に少しでもお客様に火を近づけて暖を感じて頂きたいというお招き側の心がこのスタイルになったわけです。このお点前のポイントは風炉が中央に移動する事によって狭くなった水指を置く場所にフィットすり細水指の扱いでしょう。私は広間用の染め付けと小間用の御本花三島、そして自作のモスク型の細水指を持ってます。このお点前を指導するとああもう今年も本当に後半だなと実感し、美味しい栗きんとんが食べたいと思うのでした。
全国豪日協会連合会会長 リー・マックリントック氏の歓迎会が赤坂のエリュシオンハウスで行われます。オーストラリア大使館公使のブルース・ミラー氏も駆けつけて我が会からは高橋会長に設楽専務理事、林理事に私が出席しました。豪とご縁の深い団体の長ばかりが集合していたような気がします。20名程度の限られたメンバーのクローズな会合となりました。私は前の仕事の関係で少々遅れましたのでビュッフェスタイルのお食事はNGです。結局会が終わると麻布十番に飲み直しに行きました。白猫ロンリーはもうご飯も食べてぐっすり熟睡状態。主人の七尾さんに美味しい日本酒を勧められてまたコレクションの中から好きなぐい飲みを選んでだしてもらい、ガラスの冷えた片口からちょっと伸びのある音を聞きながら注ぎます。誉めたら今度はこの片口を頂く事に!幸せですが、申し訳ない事、しきりです。有難うございました。