荒井宗羅ブログ
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2011宗羅茶道教室初釜はおめでたいこと尽くし!
2011年茶道教室の初釜は末広がりの8日です。床の間には六角柳の大ダレを不白流の約束に従い一つ結びにして柳柱に掛けた青竹の筒から流します。根締めには西王母椿あしらって、柳にとまった匠の作った稲穂の鶴と流祖の画賛の亀がマコトに縁起よく年に一度の対面です。




初釜では新年のご挨拶が済みますと、こちらもお正月に限定披露する金銀の重茶碗で行う「嶋台」のお点前で濃茶を練ります。金碗の三客は女性、銀碗の三客は男性にして、Solaが練りました。嶋台とはツルカメを配した目出たい飾り物で、金銀の重茶碗も重ねられた少し小降りの金碗の高台が五角形で鶴を表し、下の大きな銀碗の高台が六角形の亀甲、すなわち亀を表現しています。私たちがお正月にこのお茶碗を用いたお点前をするのはその縁起の良さからのみならず、不白がこのお茶碗を手に入れたエピソードも関わりがあるようです。このとてもドラマチックなストーリーの説明も社中の皆さんの心を掴めたようです。
お茶の銘は流祖の幼名「亀次郎」に因んで「宝亀(ほうき)」と縁起良さそうでしょ!お菓子は宮中の初春のお菓子「花びら餅」を本日は七宝繋の食篭(じきろう)に並べます。
金碗のお濃茶は正客の山田さんから次客の高田さんへ。そしてお詰めさんの佐治さんに渡って、吸いきって清められるとまた正客に拝見のために返されます。














お客さんたちがそんなことしている間に私は、銀碗で濃茶を練り始めます。中正客と呼ばれる銀碗の御正客は林さんが努めました。












銀碗の次客は鈴木さん。そして何かと菓子器を下げたり全体に気を配らなくてはいけないお詰めさんには、やはりインターバルはあったけれど徐々に勘を取りもでして師範の貫禄でこなす原田さんにお願いしました。茶入れや茶杓、仕覆の銘を聞いて、珍しい茶杓の筒や箱書、茶杓の筒を包む袋の裂地なども皆さん拝見を所望して、熱心に魅入っていました。新年のSolaからの心ばかりの品として、女性には金泥を配した桜色の地にやはり金色で兎と雪輪が描かれた茶扇子と、干支の兎の可愛い懐紙に茶道手帳を差し上げました。男性には円山応挙の兎の図の末広に松の葉の絵懐紙、そして茶道手帳です。一連のセレモニーが済みますと八寸に海の物と山の物を持って両細の青竹の箸を添えて、懐石の折りの盃事の指導を始めました。。海の物は今朝河岸から寄せた帆立のお刺身に手作りのいくらの醤油漬けを秘伝の出汁で合えたもの、紅白で寿ぎを表します。山のものは焚いた黒豆に金箔をちらして杉生地の八寸に赤、白、艶黒に金で鮮やかなタブローになりました。添えた青竹の箸で益々洒落た配色になったようです。お酒も五橋ですから、もう楽しむしか無いお酒山田さんがお嬢様のご入籍の内祝いと持って来てくださったロゼシャンパンを空けて、乾杯!それから鈴木さんが高野山で買って来てくださった「般若湯」で乾杯!我教室らしいホントに賑やかで楽しく、元気いっぱいで華やか初釜でありました。音符

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| 小言 | 08:26 PM | comments (x) | trackback (x) |


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